歯ならびやかみ合わせの異常は、お口の中のみならず、全身に悪影響を及ぼすことが示唆されています。
歯ならび・かみ合わせが悪いと、お口周辺のみならず、全身に悪影響をおよぼします。
歯ならびの悪い子どもたちは、健康上にも様々な問題を抱えていたり、将来健康を害する可能性があることがわかってきました。
なぜなら、歯ならびが悪くなる原因と、全身の健康を損ねる原因に共通点があるからです。歯ならびが悪いまま放置しておくと、お子様の将来のQOL(Quality of Life:生活や人生の質)を著しく低下させてしまいます。
歯ならびは見た目の問題だけではなく、人生に大きな影響を及ぼす可能性を秘めています。
皆様は、歯ならびが悪いと見た目が悪くなることが問題、と思っていませんか?
歯は本来噛むための臓器です。
歯ならび・咬み合わせが悪いと、以下のような色々な問題が起こります。
・全身へ様々な悪影響をおよぼす。
・歯の寿命が縮まる。
・ 咬み合わせが原因で、姿勢が悪くなったり、肩こりが起こる。
・ 顔つきが変わる。
・ いびきをかいたり、睡眠時無呼吸症候群になりやすい。また、過呼吸になりやすい。
・ 歯の寿命が短くなる(「歯ならび・かみ合わせの病気」のページ参照
・ 心理的に大きな影響を及ぼすことがある。
他にも
・ 噛む力が弱くなる。
・ 発音に悪影響を及ぼすことがある。
・ 胃腸に悪影響を及ぼすことがある。
・ 歯ならびが悪くなる原因を放置することにより、うつやアレルギー性疾患(アトピーやアレルギー性鼻炎など)・リウマチなど)にかかりやすくなります。
・ あごの関節に負担がかかり、突然口が開かなくなったり、開いたときに強い痛みの出る『顎関節症』という病気になる。
・ 歯磨きがしにくくなるので、虫歯や歯周病になりやすくなる。
以下に、これらについて詳しく説明します。