さくら総合歯科の矯正治療は、お子様が一生健康で過ごせるお手伝いをするため、前歯の歯ならびだけではなく、上下の歯のかみ合わせも可能な限りよくなるよう努力しています。
従来歯が並ぶスペースを作るため、永久歯を抜いて歯を並べる治療が主流でした。
しかし、それは呼吸に悪影響を及ぼす可能性があることが指摘されるようになり、歯を抜かずに治療する種々の方法が行われるようになりました。
歯を抜かずに歯が並ぶスペースを作るためには、歯のはえる骨の部分を広げる必要があります。
小臼歯の抜歯および切歯の後退がアジアの成人および青年期後期の上気道に及ぼす影響
前歯を引っ込めるために小臼歯を抜歯することは、アジアでは頻繁に行われている。
特に東アジア人では、小臼歯を抜歯し前歯を引っ込めることにより、気道が狭くなり舌骨(舌の下にある孤立した骨)が後下方に移動してしまうようである。
J Oral Rehabil. 2019 Nov; 46(11): 1071-1087.
成長過程にある子どもは、うまく誘導すると顎(アゴ)の成長を促すことができ、それまでに不足していた成長をある程度取り戻すことができます。
顎が成長すれば、永久歯が並ぶスペースを確保できます。
顎を広げることは、(特殊な方法を除き)顎の成長期にしかできません。
「顎を広げる」というよりは、「顎を育てる」と言った方が正確です。
四日市のさくら総合歯科では、顎を育てるために生活習慣指導や装置を使用して、歯がきれいに並ぶためのスペースを確保する矯正治療を行っています。
・ 針金を巻く方法は開始時期の遅かった方、歯のねじれが強い方など、一部の方のみに使用し、原則的にはなるべく使用しないよう心懸けている
・ 入れ歯のような装置、またはマウスピースのような装置を使用する
・固定式の装置を併用する場合もある
・ 歯ならび・かみ合わせのみならず、お子様を健康に導くことを目的としている
・ やむを得ない場合に限り、従来から行われてきた針金を巻く方法を使用する場合がある
・ 歯ならびの悪いお子様に共通の、呼吸の問題を改善することも目的としている(息育)
・ かみ合わせにとって重要な姿勢に影響の大きい、足の問題に先に同時にアプローチする(足育)