以下のような癖が原因で、歯ならびやかみ合わせが悪くなることがあります。
・ 頬杖
・ 腹這いになり、あごをどこかに押し当てて本を読む
・ 舌で前歯を押す
・ 指しゃぶり
・ 爪かみ
・ ショルダーバッグ
・ 横を向く時間が長い
・ パソコンの使用
・ 下唇をかむ・巻き込む
・ 上唇に力を入れる
・ ポータブル型ゲーム
・ 読書
など、思いもよらない様々な日常動作が、歯ならびや噛み合わせの異常につながります。
たとえば、ポータブル型ゲームや読書をすると、顔を下に向ける時間が長くなります。
すると、下あごが前に出てかみ合わせに問題が起こることがあります。
また、頬杖は姿勢が悪い人が行うことが多いので、姿勢の改善が重要であると共に、自身が意識してやめることが必要です。
姿勢がよくないと、舌が下後方に引っ張られ、本来の位置からはずれてしまいます。
上あごは舌に内側から押され続ける事により充分な成長が得られます。
舌が正しい位置からはずれてしまうと、充分な上あごの成長が得られず、結果として歯ならびは悪化します。
足指や靴が影響するのは、主に 「かみ合わせ」 です。
足指の問題や不適切な靴の選択・履き方は姿勢の歪み・傾きに影響を及ぼします。
下あごの位置は姿勢の影響を強く受けます。
その結果、下あごはずれた状態になり、咬み合せがずれてしまいます。
特に、成長期の乳歯から永久歯に生え替わる時期にあごがずれていると、下あごがずれたままの位置でかみ合ってしまい、一生あごがずれたままの位置で固定されることになりかねません。